自動運転車の事故で誰が刑事責任を問われるのか

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交通事故

政府は,「官民ITS構想・ロードマップ2019」で,2020年に社会実装が期待される自動運転技術として,2つのタイプの自動運転を挙げています。

1つは,「レベル3・自家用車・高速道路での自動パイロット」です。

もう1つは,「レベル4・移動サービス・限定地域での無人自動運転移動サービス」です。

これら2とおりの類型の自動運転車で事故が起きた場合,誰が刑事責任を問われるのでしょうか。

この問題に関する論文を書きました。

専門家向けの内容であり,2020年施行の道路交通法・道路運送車両法の改正を踏まえた最新の内容になっており,条文から詳細な検討を加えています。

 

「道路交通法及び道路運送車両法の改正を踏まえたレベル3自動運転車の操作引継ぎ時の交通事故の運転者の刑事責任」『中京ロイヤー』vol.32

「具体的事故事例分析を通じた自動運転車の交通事故に関する刑事責任の研究①~遠隔型自動運転システムにおける自動運行装置作動中及び遠隔操作中の事故」『中京法学』54巻3・4号

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