自動運転に関する国際的な議論は,自動運転が許容される範囲や運転者の義務に関しては国連のWP1という会議体において,自動車技術に関してはWP29 という会議体において,話し合われています。
今回は,2018年から2019年までのWP1の議論状況を見ていきたいと思います。
続きを読む自動運転に関する国際的な議論は,自動運転が許容される範囲や運転者の義務に関しては国連のWP1という会議体において,自動車技術に関してはWP29 という会議体において,話し合われています。
今回は,2018年から2019年までのWP1の議論状況を見ていきたいと思います。
続きを読む「SIP cafe~自動運転社会を考えるコミュニティ~」というwebサイトが新設されました。
自動運転の実証実験,関連府省庁の動向,イベント等に関する最新情報に触れることができます。
私もコラムを書かせていただいておりますので,こちらもご活用ください。
自動運転の実用化に向けて行われた道路運送車両法の改正の解説の第5回です。
第5回の今回は「特定整備」,「技術情報の提供の義務付け」の規定について解説します。
まず,前半で特定整備について,後半で技術情報の提供の義務付けについて解説します。
それぞれについて,まず,従前の規定について解説し,次に,今回の改正点について解説します。
続きを読む自動運転の実用化に向けて行われた道路運送車両法の改正の解説の第4回です。
第4回の今回は,「電子的な検査に必要な技術情報の管理」を独立行政法人自動車技術総合機構が行うという規定について解説します。
まず,前提として,①「従前の検査方法」について解説し,②「新たに導入される電子的な検査」について解説した上で,③「自動車技術総合機構」が行う「電子的な検査に必要な技術情報の管理」の方法について説明します。
続きを読む2019年5月に行われた,レベル3以上の自動運転の実用化に向けた道路運送車両法の改正の解説の第3回です。
第1回は,総論的な解説をしました。
第2回は,改正のポイントの1つめとして,保安基準対象装置への自動運行装置の追加を解説しました。
第3回の今回は,改正のポイントの2つめとして,プログラムの改変等の許可制度について解説します。
続きを読む2019年5月,レベル3以上の自動運転の実用化に向けて,道路運送車両法が改正されました。
この改正について,5回にわたり解説しています。
第1回は,総論として,①道路運送車両法の位置付け,②レベル3以上で生じる問題,③改正のポイント4つを概観しました。
第2回から第5回まで,各論として,改正のポイント4つについて,1つずつ解説していきます。
第2回の今回は,改正のポイントの1つめとして,最も重要な改正点である保安基準対象装置への自動運行装置の追加について解説します。
続きを読む2019年5月,自動運転レベル3以上の自動運転の実用化に向けて,道路運送車両法が改正されました。
これから,5回に分けて,条文や国交省の資料に基づいて,道路運送車両法の改正の内容を解説します。
そうすることにより,今回の改正のポイントと残された課題を明らかにしていきたいと思います。
第1回は,総論として,①道路運送車両法の位置付け,②レベル3以上で生じる問題,③改正のポイント4つを概観します。
第2回から第5回まで,各論として,改正のポイント4つについてそれぞれ解説します。
第2回は,①保安基準対象装置への自動運行装置の追加
第3回は,②プログラムの改変等の許可制度
第4回は,③技術情報の管理
第5回は,④特定整備,技術情報の提供の義務付け
について解説します。
続きを読む2019年5月の道路交通法の改正について,4回にわたり,整理しています。
について解説しました。
第4回の今回は,改正のポイントの3つめとして,「作動状態記録装置」について解説します。
自動運転の実用化に向けた道路交通法の改正について,4回にわたり,解説しています。
第1回は,総論として,①道路交通法の位置付け,②レベル3以上で生じる問題,③改正のポイント3つを概観しました。
第2回は,ポイントの1つめの「自動運行装置」「運転」の定義について解説しました。
第3回は,ポイントの2つめの「自動運行装置を使う運転者」の「義務」について解説します。
2019年5月の道路交通法の改正について,4回にわたり,整理しています。
第1回は,総論として,①道路交通法の位置付け,②レベル3以上で生じる問題,③改正のポイント3つを概観しました。
第2回の今回は,改正のポイントの1つめとして,「自動運行装置」「運転」の定義について説明します。